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【小説】反乱のボヤージュ

先日、京都を歩いていたらすごい建物に出会った。

柵の塀が高くて、その奥に横長の古い建物が見えていて、アパートのようなんだけど、廊下に服が吊るされたり私物が乱雑に置かれたりしていて、何かの施設にしてはセキュリティが甘々だなぁ…と

ドキドキしながら塀に沿って歩いていくと、門に行き着いた。門の横には「京大 熊野寮」。

 

これがあの、ニュースでみた!と思ったことを知人に話すと、勧めてくれたのがこちらの小説。 

 

 

反乱のボヤージュ (集英社文庫)

反乱のボヤージュ (集英社文庫)

 

 

 

東京の一流大学の寮生たちが、廃寮を目論む大学とたたかう話。

ドラマ化もされているみたいで、ぜひ見たいと思った。良質なエンタテイメント。

家族との関係とか就職とか、大学生活の中で、あとから思うと幼稚なんだけどその時の自分らにとってはとても大切な時間の、そのきらめき。

もう戻りたいとは思わないけど、懐かしくってステキ。