「おまえ、鳥の死骸って見たことあるか?」Tは身を乗り出して、声を低くした。誰も知らない宝物の場所をこっそり話すような口ぶりだ。 ぼくは首を振った。それを見てTは、やはりというようににかっと笑い、身体を少しぼくのほうへずらした。 Tは誰にも聞…
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