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それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2007/08/10
- メディア: DVD
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裁判制度か出演俳優に興味のない人にとっては、もうまったくつまらない作品なんだろうなあ。
つまりそれくらい腹の立つことばかりな上に、(他の多くの邦画と同じく)おもしろい視覚効果を使ってるわけでもない。そのうえ2時間半ちかくあるし。まったく「楽しむ」ことができない映画。
しかし、仮にこれが日本の裁判の実態だとしたら、それを暴いたこの映画はすごい価値のある作品だろうと思う。すべてがそうでなかったとしても、少なくとも一部では、こういうこともきっとあるんだろう。
最近では被害者保護の要請がかなり強くなっているけれど、容疑者=真犯人扱いな日本において、冤罪はほんとうにおそろしい。もしも、自分がそうなったりしたら。
ニュースとかで、有罪判決、特に重刑や極刑判決を被告人が否認しているのを見るとどきりとしてしまう。
裁判員制度を導入したからって、どうこうなることだろうかこれは。
予告編を見るとどうやら加瀬亮が裁判官に殴りかかるシーンがあったみたいですが(そうなるんじゃないかと思わせる振りも残ってたけど)、さすがにそれはカットされたみたいw 確かにそれが残ってちゃさすがにまずかろう。でも普通なら殴るなあ。
腹立った時に、暴力を働けば犯罪になるし、かといって裁判に訴えても気を晴らしてくれるとは限らないし
現代人はいったい、どうやってスカっとしたらいいんだろう。バッティングセンターにでもいくしかないのかな。