旅するトナカイ

旅行記エッセイ漫画

【漫画】ヘルシンキの歩き方 「白夜旅行記 〜フィンランド・ノルウェーひとり旅〜」

フィンランド情報も残すところあと2話です(予定)。

 

(第1話はこちら)

www.fusakonoblog.com

 

   

 

 

私が旅行に行っていたのは今年の6月末ですが、現地はもうすっかり秋模様だそうで、早いものです。

漫画でご紹介している情報がまだまだ活かせることを祈ります。

 

では、参りましょう。

 

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各国のトイレはそれぞれデザインや機能が違っていて面白いです。クロアチアの有料トイレも面白かったんですけど、このヘルシンキのメトロのトイレはなかなかのもの。

日本では快適性やウォシュレット機能が充実していますが、海外では清潔さや除菌機能が発達していて、感覚の違いを感じます。

 

ご紹介したボタン式のトイレですが、よくある公衆トイレの「個室」がそのまま通路直結になってるような感じなんです。壁や便器はメタリック。普通のトイレでは手洗い場が別にありますが、ここは同じ便器で手洗い用の水も流してしまい、風まで吹くというコンパクトさ。床は網目になっていて水滴が落ちても流れるようになっています。これが無料で使えちゃうってんだからすごい。

場所はちょっとわかりづらいですが「ヘルシンキ学駅」の、ホームからエスカレーターを上がった裏側です。

感動してつい2回ぐらいお世話になっちゃいました。

 

各ボタンにはイラストが表示されているので、想像すれば何が起こるか分かるんですが、違うトイレ文化圏の方だとうっかり間違える可能性もありそう。

いっとき、セブンのコーヒーサーバーが「デザインの敗北」だなんて話題になりました。シンプルで洗練されたデザインは、機能美であると同時に人によってはわかりにくいものになりかねない。

matome.naver.jp

このトイレとか、カフェのセルフ感とか、改札がないとか音声案内がないとか、ヘルシンキの街って基本的に「自分で自分の世話をできる大人」が前提になっている感じがしました。文化的背景が違って理解できない人、視覚的情報によってはわからない人、子供やお年寄りといった多様な人の使いやすさまで考えると、セブンのコーヒーサーバー現象が起こってしまうはず。そういった人たちへのフォローを、周りの人が助けることによってカバーしているのか、そういう人はそういうところに行かないっていう棲み分けができているのか、そもそもこれがスタンダードすぎて誰も疑問を感じないのか、どうなのでしょうか。

なんかでも、なんとなくですけど、人口密度が低くて日照時間が長いからか、日本だったら誰かがクレーム入れてギスギスするところをフィンランドでは余裕を持って構えているような「ゆとり」がある気がしました。日本だと狭くて肘が当たっちゃってイラッとするところを、フィンランドではお互いのスペースが守られているからおおらかになれる、というか。…そんな「人」の話を次回は描いていこうかと思っています。

 

 

マンガで紹介したものの関連リンク

ヘルシンキの移動手段を詳しく知りたい方はこちら

allabout.co.jp

トラムやバスの停留所は電光掲示板がデフォルトで、あと何分でどの路線のがくるのかを表示してくれます。ハイテク。(でもそれを見ても行き先がスマホに表示されるのと一致しないんだよなーなんだったんだろうあれ。)

そうそう、ここに書かれていますがレンタサイクルがよく目に入りましたよ。でもサイクルポートの説明書きが全てフィンランド語だったので、全く理解できなくて利用は諦めました。(だいたいこういうのってなんとなく分かるだろうと思ったけど無理だった)

うまく使いこなせばきっと便利だと思います。

 

◯便利な交通案内アプリ、Moovit

www.moovitapp.com

App Storeでのダウンロードはこちら。

Moovit: Live Transit App

Moovit: Live Transit App

  • Moovit App Global LTD
  • Navigation
  • Free

Google Playはこちら。

play.google.com

言語が英語なんですが、駅名とかが細かくわかるのが心配性のくせにうっかりな私には本当にぴったり。

一応、フィンランドに限らず各国対応しているみたいですが、情報が充実している国とそうでない国があります。日本なんかはなぜが山梨県しかない。ヘルシンキでは少なくとも問題なく使えました。オスロはちょいイマイチ。

Google Mapでも十分かもしれませんが、日本語表示にしてると現地語の駅名が分からないとかそういう落とし穴があるんです…。

 

ヘルシンキ市内をビュンビュン移動できるデイチケット

Tickets and fares | HSL

(英語サイト)

この「HSL」というののマークがある交通機関で使えます。

このマークがまたさすがのデザイン大国ですよね…もうロゴに関してはいちいちぐうの音も出ないわ…。

 

フィンランドのトイレ事情はこちらもどうぞ

allabout.co.jp

 

◯個人的にトイレの場所を確認できたののGoogle Mapリンク

FORUM 4階レストランフロア

アカデミア書店 2階

ヘルシンキ大学駅(地図ではKajsaniemiって出るけど、メトロ車内ではHelsingin ylioisto=ヘルシンキ大学って言ってたと思う)

Torikorttelitの公衆トイレ(確かKatariinankatu通り)※有料

あとはレストランやカフェでは普通にありました。

あ、でも教会にはトイレはありません。観光ついでにお借りしようと思ってもそうは問屋が卸しませんのでお気をつけて。

 

私が行った限りでは、ショッピングセンター内のトイレは無料で普通に日本と同じように入れました。ただ、日本ほど各階にあるわけではないです。

あとどこのファッションビルだったか、フロアマップにはトイレマークがあるのに全く見つけられないところもあった。

 

こういう話って「あらやだ汚い」って思われる方もいるんでしょうか。すみませんね。でも大事だと思うんだ本当に。

 

 

以上です。

 

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(前回の記事はこちら)

ヘルシンキのサウナLoyly体験記です。

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