みなさん、台風大丈夫でしたか…?
こんなに激しいのを体験したのは初めてだったかもしれません。こわかった…。
さて、お待たせいたしました。11話です。
(第1話はこちら)
では、参りましょう。
東京都美術館での展覧会で、ムンクさんバルーン再販を熱望します。
ていうかムンク展、関西にも巡回しないかなー。
今回はいろいろな絵を紹介させていただいたので、下記のリンクで原画も見れるようにしておきました。
さて、次回はフィヨルドですよ!!
現時点でも何話かかるかわかりません!泣きそう!
<本の購入はこちら>
マンガで紹介したものの関連リンク
◯ムンクの半生について下調べ
こちらの記事を面白く読ませていただきました。
あとウィキも貼っときます。
公式サイトはこちら(英語サイトです)
館内カフェには「叫び」をあしらったケーキとかもあるみたいですよ(私は食べてないけど)。フォトジェニック〜。
ちょっと郊外にありますが、国立美術館よりも人も少ないし、ムンクの作品をゆっくりたっぷり堪能できます。前回ご紹介した「オスロ大学植物園」の隣なので、ついでにぜひ。
上記JTBサイトによると
2020年にはウォーターフロントのビョルヴィーカに移転する予定。
だそうです。
このサイトによると
2020年秋にはウォーターフロント地区に移転する予定。
だそうです。
こっちはムンク以外にいろんな作品が見れるので楽しい。有名どころだとモネとかピカソとか。写真を撮りそびれたので描けませんでしたが、小さめながら彫刻も多く展示されています。
ミュージアムショップの美術書の豊富さとかを見ても、研究機関としての側面も強いのかもしれません。
場所は、カール・ヨハン通りの奥の方にあります。Google Mapはこちら。
公式サイトはこちら(英語サイト。えらい重いです。)
◯無料日に行けないなら、オスロ・パスのご検討を
ムンク美術館・国立美術館はともに入館料100 NOK(約1,422円)。
さらに他のスポットや交通費も…と考えると、オスロ・パスがお得な場合もあります。
24時間券で320クローネ。1日フルで観光するなら元は取れそうですね。
私は国立美術館は無料開放日に行けると分かっていたので買わなかったですが。
マンガの中で描いたムンクの絵
ネット上で見つかるものだけですが…。
※英語でしかタイトルがわからないので、日本語訳は私が適当につけたもので公式ではないです。
国立美術館で展示されているのは油彩画ですが、実は油彩画以外にもリトグラフ、パステルなど4パターンの手法で同じ絵が描かれているそうです。
それぞれ微妙〜に色合いが違うので、見比べてみても面白い。
このポージングや表情のインパクトは現代の人々にも新鮮な驚きを与え、その後の多くのキャラクターや絵文字にも使われるほどです。
ていうか「ムンク」って打つと😱🙀の絵文字が出てくるって知ってました? 作者名でこの表情が予測変換されるって…本人どんな気持ちなんだろう…(笑)
◯「太陽」
"The Sun"ってタイトルだけで胸が熱くなりますね。このスタンド感。
ビカァァァ!!!っていうこの閃光や、光の輪。現代の漫画表現にも大いに通じるものがあります。
◯明るい風景の絵「The Fairytale Forest(おとぎ話の森)」「Apple Tree by the Studio(スタジオ横のリンゴの木)」
他にも、海水浴場の絵などはさんさんと日が照って明るい感じ。
◯暗い風景画「The Moonlight(月光)」「Winter Night(冬の夜)」
◯四季の森の絵
"Spring in the Elm Forest"(エルムの森の春)
"Elm Forest in Summer"(夏のエルムの森)
"Elm Forest in Automn"(秋のエルムの森)
"Forest in Snow"(雪の森)
ちなみに「エルム」というのは楡の木のことだそうです。北海道にも多いそうですね?
◯国立美術館にある「マドンナ」
このなんとも妖艶な表情。
他に、「叫び」と同じ背景で描かれる「不安」「絶望」も有名ですね。
◯ついでにご紹介、レンブラントの「夜警」
正直、この絵はそんなに好きじゃない。
でも漫画の中で描いてみて気づいたのですが、中央の黒い服の男性が、暗い背景とほとんど同じような色の服なんですね。すると絵の中でぼんやり溶けてしまいそうなのに、でも原画を見るとしっかり存在感があり輪郭がわかる…。それこそ光と影を巧みに操る「光の魔術師」のなせる技なのだとわかり、感心しました。真似して描くことで新たな発見があります。
◯私が感銘を受けたのは「金の鎖をつけた自画像」
10年ほど前だったでしょうか、京都市立博物館に来てたのを見ました。
これ、本当にすごいんです。まるで立体。どうやったのかわかりませんが、絵の具なのに、肌の凹凸が完全にわかるのです。頰の毛穴までしっかりと、わかるのです。もう私には意味がわかりません。
普通に画像を見る限りではなんてことなただの自画像ですが、機会があれば是非とも原画を見ていただきたい。ルーブル美術館所蔵です。
調べてみると、Jean Baptiste Monnoyerという17世紀フランスの画家の作品だそうです。日本語の情報が見当たらないので、日本ではあまり有名ではないのかも。同じような花の静物画をたくさん残しています。
今ではあまり考えられませんが、部屋に花を飾る代わりにこんなリアルなら花の絵画を飾るというのも、なかなかオツではありませんか。
ちなみに、たまに「だまし絵展」とかでこういうリアルな静物画が展示されていたりしますが、個人的には「それはだまし絵とは別ジャンルだろ」派です。
続いて、
お土産関連のリンク
◯カール・ヨハン通りのお土産屋さん
1軒目はOslo By Shop(リンク先はGoogle Mapです。)オスロ・セントラル駅からたぶん一番近いお土産屋さんです。
もう1軒はNorway Shop。こっちは本当に防寒具推し。ほぼ専門店って感じです。
あと今探してみたらこんなサイトあった。「カール・ヨハン通り周辺のお土産屋さん10選」(英語サイト)
冬場のアウトドアとか好きな人だったら、ノルウェーに行って本場の寒さにも耐える最強防具を仕入れるというのもいいかもしれません。たぶん本当にあったかそう。ただめっちゃくちゃ高いです。
大昔、スカンジナビア半島にいた海賊たちですね。スカンジナビア半島を拠点にしつつ、北海で略奪行為をすることで生計を立てていたとか。
海賊と聞いてアウトローな存在かと思っていましたが、スカンジナビアの人たちからしたら、危険な海に乗り出して資源を調達し、ノルウェー建国の基礎を築いた勇ましい海の男!という、ありがたいご先祖のような捉え方をされている感じがしました。日本でいう武士や侍って感じかな? 自然環境が厳しく食料を調達するにも苦労する立地だからこそ、海の外へ繰り出す必要があったのかもしれませんね。
ちょうどこの直前にワンピース全巻を大人買いしたところだったので、できればヴァイキングにもっと触れる旅をしたかったのですが…今回は時間がなくて残念。
定番観光地にヴァイキング博物館なんてのもあります。行きたかったなー。
◯ノルウェーに伝わる妖精、トロル
もうすっかりファンタジー物語の定番モンスターになっていますが、元はノルウェーに伝わる妖精なのだそうです。物語では岩のような大怪物の姿ですが、お土産屋さんで見るトロルは、しわくちゃのちょっとキモい小人って感じ。
ウィキのリンク先に、お土産物バージョンの写真が掲載されているので、ご参考にどうぞ。トロール - Wikipedia
ふぅ〜、長くなりましたが、今回は以上です。
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(北欧旅行ではないですが、先日「バベルの塔展」に行きました)