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映画「サウナのあるところ」感想マンガ

9月14日上映のフィンランドドキュメンタリー映画「サウナのあるところ」試写会に呼んでいただきました!

SNSには上げていましたが、ブログで書いていなかったので掲載します。

 

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サウナでは心も体もハダカになる

フィンランドにおけるサウナは、日本における居酒屋や温泉みたいな感じで、普段は言えない立ち入った話もできる場所。

寡黙で男らしさを重視するフィンランド男性が心を開放できるのがサウナなのだそうです。

 

サウナの中で、蒸気を浴びて汗を流しながら、気心許せる仲間にだけ明かす様々な人生模様…。

ズシっと重いものからクスッと笑えるものまで、オムニバス形式でそれぞれのエピソードを紹介するのがこの映画です。

 

 

観賞のコツ…初めてフィンランド映画を観る方に

私自身がフィンランド映画はほとんど観たことなかったのですが、フィンランド文化をあちこちで勉強してみると「なるほどこれか!」というところがあったので、観賞前の注意書き的に記載しておきます。

 

①基本的に起伏はない

ドキュメンタリーだからというのもあり、この映画では淡々とエピソードがつながれます。

最後が一番グッとくる…というのはありますが、どのエピソードが心に響くかは観た人次第。

この感じがまた「フィンランドっぽいな〜」と思わせます。

 

②お子様はご注意…

サウナのドキュメンタリーですので、全身がしっかり映ります…しかもノーモザイク

しかしそれをとやかく言うのは野暮というもの。

サウナの男女混浴や、裸にタオルで道端で外気浴するのが当たり前のフィンランド・サウナ文化では、性的な下心はご法度なのだとか。

 

話に集中できるように、心積もりして行きましょう。「それはちょっと見れないカモ〜〜」って方はご注意ください。

 

 

それから、フィンランドのクリスマス文化について。(これもお子さんは注意です!!)

フィンランドはサンタさんの本場。

クリスマス当日の夕方になると、サンタさんが実際におうちに来てくれます!

そしてその中身は…近所のお兄さんたち(笑)

この豆知識を知っているとよりいっそう楽しめるシーンもあるので、ご期待ください。

 

 

フィンランド人は相槌打たない

これは私の本を監修してくれたフィンランド人の子に聞いたことなのですが…

フィンランド人は、会話するときに相槌を打たないのだそうです!

 

目を見て黙って聞くのが「傾聴」の態度。「うんうん」と言うのは急かしているみたいで感じが悪いとか。

この映画でもびっくりするほど聞く側の人は相槌打ちません…「え?聞いてる?今めっちゃ大事な話してるけど?」ってこっちか不安になるくらい沈黙です。

「なにこの静けさ…」と思うかもしれませんが、そういうもんです。

 

 

映画「サウナのあるところ」は全国順次ロードショーです!

アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほか。

関西での上映はもう少し先です。

 

 

 

 

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