お待たせしました、プラド美術館 後半戦です。
ゴヤと再戦を果たした1階でももうヘトヘトですが、まだまだ鑑賞フロアがあるのです。
(第1話から読む方はこちら)
プラド美術館に限らず、ヨーロッパの有名美術館はとにかく広いです。日本の美術館の5倍ぐらいの体感。基本的に1日で回るのは無理…!
さて次は翌日、ソフィア王妃芸術センターに行きます。ピカソの『ゲルニカ』!!
(続きはこちら)
マンガで紹介したものの関連リンク
◯プラド美術館の歩き方
公式サイトはこちら(英語です)。所蔵の有名作はアーカイブでも見れます。
必見作品や行き方などはこちらでどうぞ。
◯今から見るとしんどい「ローマの慈愛」
当時は美談だったのもわかるけど、現代から見るといろいろしんどい。
父親キモンが餓死寸前という設定なのに、絵画や銅像では筋骨隆々のイケオジ化されてるのがまたしんどい(瀕死のガリガリだとそれはそれで辛くて見れたもんじゃないのかな…)。
ちなみに、ノルウェー・オスロで見た絵はこちらでちょろっと描いてます。
写真を見ると「あー、世界史の資料集に載ってたかも」って感じですね。
ヴェルサイユ宮殿を建てたり、王権神授説(王の地位は神様から授かったもの=王めっちゃ偉いから人民も教会も文句言うなよ説)を取り入れたり、「朕は国家なり」というスーパー名言を残した太陽王です。パネェ。日本史で言うと信長って感じ。
ちなみに、フランス革命で処刑されたのはマリー・アントワネットとルイ16世。
(話逸れるけど映画「マリー・アントワネット」、ヴェルサイユ版青春ドラマって感じでおすすめです。挿入歌のNew Order "Ceremony"がめっちゃ雰囲気に合ってて良い。)
◯ヒロエニムス・ボスは過去の人なのに前衛的!
こちらのシリーズ記事、作品リンクは切れていますがボスの背景には詳しいです。
快楽の園はこんな作品です。
ぜひ画像検索して細か〜く見てください。「ウォーリーを探せ」ばりに細かく見ていくと、おかしな人やイマジネーションたっぷりの幻想的なキャラクターがいて面白い!
今となっては現地でもうちょっとちゃんと見ればよかった…けどまた行ったとしてもやっぱり体力残ってないと思う…。
ちなみにボスを気に入ってたフェリペ2世はこんな感じの人です。
マンガではボスとゴヤしか紹介できませんでしたが、他にも有名作品がたくさんあるので、他に好きな画家がいる方はそっちを楽しんでください!
プラド美術館は以上!
(続きはこちら)
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— トナカイフサコ / 旅するトナカイ (@fusakonomanga) 2020年8月16日
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入場規制など工夫してくださっているようなので、近郊の方、当日お会いできれば嬉しいです🙏
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