旅するトナカイ

旅行記エッセイ漫画

パリで気づいたこと感じたこと 番外編【後厄パリ・ベルリン・コペンハーゲン旅行】

後厄・八方塞がりのパリ・ベルリン・コペンハーゲン女ひとり旅

(前回はこちら

 

パリ 番外編

前回は長くてすみませんでした。安心してください、今回は短いですよ。(でもその次は長いよ。)

 

バゲットは新米

f:id:i--o:20240507124511j:image

日本のバゲットは、パリふわ! バターたっぷり! って感じで主張が強い。

パリで食べたバゲットは、意外とバターたっぷりな感じはなく味もそんなにしないけど、食べているほど旨味が出てくる。

見た目も素っ気ないので「えっこれだけで食べるの…?」と思うのだけど、気がつくとメインディッシュそっちのけでバゲットだけ食べてしまう。

 

日本のお米も、新米の季節には「お米だけでいい! おかずいらない!」となるので、素朴な主食を愛する気持ちでフランス人とも通じ合える気がした。

 

地球の歩き方』によると、本場のフランスパンはサイズによって呼び名がある。

www.nisshin.com

 

おそらく私が食べていたのは、バゲットではなく「バタール」か「クッペ」。(指差しで注文したので真相は分からない…。)

 

 

フランス人はおしゃべり好き

ずーーーっと喋ってる。電車やバスの中でも平気で電話。カフェがあれば座って喋る。公園があれば座って喋る。

f:id:i--o:20240507153352j:image

よく「ドイツ語は怒っているように聞こえる」なんて言うけど、フランス語は何を言っているか分からなくてもご機嫌に聞こえる、笑顔の言葉。

 

ドイツ語は詩を書く言葉

フランス語は愛を語る言葉

イタリア語は歌を歌う言葉

スペイン語は祈りを捧げる言葉

ロシア語は人を呪う言葉

英語は商売をする言葉

日本語は人を敬う言葉

フランス人の喋り方には、確かに愛を感じられる。店員さんとの会話、通りすがりの人との会話にも「愛」が交換されていることを感じる。笑顔で、思いやりとゆとりがある。

 

 

動画をイヤホン無しで観る

f:id:i--o:20240507153944j:image

公共の場でスマホ動画を見る時に、イヤホンを使わない。これにはびっくり。

ショート動画を音声ダダ漏れで観ている。

うるさいとか以前に、自分が何見てるか周りの人に知られるの嫌じゃない…?(っていうこの感覚こそ日本人なんだろうな…!)

 

 

英語は通じる

昔はよく「フランス人は英語を頑なに話してくれない」と実しやかに言われたものだが、それも今は昔。

日本で暮らしていて「この人は通じそう」「この人は通じなさそう」と思う感覚と同じ程度で、観光客の多い場所なら通じるし地元感溢れるお店では通じない。

でもコミュニケーションに積極的なので、フランス語でガンガン話してくるし、なんとなく言いたいことは伝わってくる。大阪のノリに似ている。(大阪でも「関西弁は世界共通語」と言うし、やっぱり関西人の勢いを持ってすればなんとなく伝わる。)

 

 

乗り換えアプリは「City Mapper」

f:id:i--o:20240507135523p:image

Airbnbのホストがお勧めしていたのでダウンロード。

Googleマップでは料金が表示されないけど、これなら料金まで表示される。これに合わせて切符を買うことができるのがありがたい。

 

 

地図アプリでシェアサイクル情報も出る!

f:id:i--o:20240507140834p:image

GoogleマップもCity Mapperも、シェアサイクルの駐輪場所・借りれる台数まで表示される!(リアルタイム反映かはともかく。)

 

 

横断歩道では、信号ではなく車を見る

f:id:i--o:20240507143240j:image

信号が赤だろうと車が来ていなければみんな渡る。信号が赤だろうと車も歩行者をなぜか待つ。

 

フランスの車は「待つ」のが上手。

パリの中心地で、車が行列しすぎて交差点の真ん中までびっしり列を作ってしまい、信号が変わって交差点が塞がってしまった。でも塞がれた側の車(こっちももちろん渋滞している)は、文句も言わず待っている。

日本だったら大顰蹙ものな状況でも「ま、仕方ないよね」とゆったり構える雰囲気がフランスにはある気がする。

 

その割に、自転車は時速25キロ以上でぶっ飛ばす。

 

 

ゴミ箱がどこにでもある

雨よけの蓋もついている

ゴミ収集車を見かけたけど、係の人がゴミ袋を外してまとめ、新しいゴミ袋をかける…とやっていて、日本の猛ダッシュハイスピードごみ収集とは比べ物にならないゆったり感。こういうところでも、いちいち焦らないゆとりがフランスらしいな、と思う。

 

家庭ゴミも、通りにあるゴミ箱へ。

家庭ごみ

プラごみ

これとは別にガラスごみも。

 

 

洗濯機の選択肢が多い

つい韻を踏んでしまうくらい多い。

f:id:i--o:20240507144801j:image

洗い分けを全くしない私には、選択肢が多すぎて混乱。

このために衣服のタグってあるんですね…!

 

 

トイレはジェットタオル

ダイソンのかっちょいいジェットタオル

完全に乾くまで乾かす。なのでハンカチを持ち歩かない。

思えば幼稚園で「持ち物はハンカチ、ティッシュ」と教えられた教育効果は高かったんだな…。(当時から忘れ物が多い人間だったけど、それでも「ハンカチ、ティッシュは持ち歩くもの」という刷り込みはしっかり施されている…。)

 

 

トイレに行きたくならない

ずっと歩き回ってるせい? 乾燥してるから?

緊張するとトイレが近くなる方なのだけど、あまり気にならない。不思議。

 

 

日が長い

これで20時!!

日本より気温も低いので、爽やかで気持ちが良い。

18時くらいが一番気持ち良い。

 

以上。

次回、フランス最終日。

 

4日目へ続く

 

↓ 1日1ポチお願いします

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

北欧旅行記

 

本で読みたい方はこちらからご購入ください↓

(近々、値上げするので今のうちにどうぞ…)

旅するトナカイ - BOOTH