旅するトナカイ

旅行記エッセイ漫画

ズートピア ー ダイバーシティは金のなる木

見てきました。ズートピア。 m.youtube.com ちなみにこっちの予告編が一番好きです。 m.youtube.com 人間のいない、二足歩行する動物たちが暮らす世界。 彼らは動物の本能を制約して、いまの人間と同じように文明を発展させていた。 主人公のウサギのジュデ…

小保方さんの「あの日」を読んで

世間を騒がせた…という言葉はよく聞くけど、私はむしろ「世間が騒いだ」という感覚が近い。 人は誰かと関わり合い支え合いながら生きている限り、世の中を変えるような功績をたった一人の人が成し遂げるなんてことは(その功績が大きいものであればあるほど…

最近のトイレ居心地良すぎ

大阪を歩いていたら、急に雨が降ってきました。通りを歩く人はこぞって店内へ逃げ込みます。カフェはどこも行列をなしています。こういうとき、披露宴帰りで荷物の多いひとり客は心苦しい。 スタバがあまりにも混み合っていたので、アーバンリサーチのカフェ…

【映画】ダイ・ハードはバカばっかだった話

年始に、いわゆるショッピングモールに行きますと、すごい人ですね。みんな家でゆっくり過ごす正月というものに飽きているのか、服屋も無印もカフェも人、人、人。 そんな中でただ一箇所だけ、雑踏の中のオアシスのごとくひっそりとたたずんでいたお店が、そ…

【小説】反乱のボヤージュ

先日、京都を歩いていたらすごい建物に出会った。 柵の塀が高くて、その奥に横長の古い建物が見えていて、アパートのようなんだけど、廊下に服が吊るされたり私物が乱雑に置かれたりしていて、何かの施設にしてはセキュリティが甘々だなぁ…と ドキドキしなが…

【社会学#13】安保法案まわり、逆に見てみた。

安保法案がホットだ。 私は今回の安保法案はどちらかといえば反対派で、なぜかというとなるべく搾取や殺人は許されて欲しくない、と素朴に思うからだ。 こんなに反対派が声を上げているのに法案が衆議院を通ってしまう民主主義って、なんだかおかしいと思う…

【書籍】最近面白かった「社会」の本

「社会」のことを語る本を、ゆっくりとですがいくつか読んでいます。 この半期くらいで面白かったものをいくつかご紹介。 社会を変えるには (講談社現代新書) 作者: 小熊英二 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/08/17 メディア: 新書 購入: 8人 クリック…

【社会学#12】名詞>ここは俺が!

父親はテレビに小言を言うタイプのオヤジだった。おバカタレントがもてはやされた時分はそれはもう大変で、たぶん日頃のストレスも多い年頃だったんだとも思うけれども、「日本語がおかしい」「そんなことも知らないのか」とずっとぶつぶつ言っていた。そん…

【社会学#11】イイネ系民主主義

いち20代の若者とかろうじて分類される者として、やはり今の日本はヤバいと思う。文化にしろ、雇用にしろ、政治や外交にしろ、てんでばらばらの思惑が渦巻いて混沌としてると思う。戦争は嫌だと思う。何か変えていかないとそのうち立ち行かなくなる、という…

【社会学#10】愛されないほど独裁者になれる

私は世界大戦というものを生々しい実感をもって知ってはいないけれど、 どうやら日本が戦争というものに向かっているらしい危機感は、肌で感じている。 しかし不思議だ。 ネットではこんなにも反戦や護憲の声が溢れ返っているのに、どうしてそれでも戦争に向…